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青へのおもい

No.5697
小学校5年生

 私には、昔かっていたねこがいる。名前は、「青」だ。青は元気でやんちゃだった。青は、よくとなりの家まで散歩した。しかも夜に。ばれないと思っているのだろうか?青はよくないた。理由は、おばあちゃんの家のねこ、「白」にあいたいからだ。白は青のおかあさん、それか、あね。自分でも、そこは覚えていない。青はどう思っていたのだろうか。
 青は、よく散歩をするときに、家のだんさをのぼってとなりの家の地面へつき、イスのすきまをとおっていつも遊んでいた。そして、ねむたくなると帰ってきた。青は、月・火・水・木・金・土は、夜おとなりさんの家で遊ぶのに、日曜日だけは、すぐにねてしまうのだ。理由は、日曜日だけは散歩で白にあいにいくから楽しみなのかもしれない。だがしかし、じけんは、すぐだった。外の道ろで、白が車とせっしょくじこ。青は、車に気づきにげた。そして白は、気づかずに車にひかれ、そく死した。青は、「ニャーニャー」とないていた。その日から2週間たったが、青は元気がなかった。あたりまえのことだろう。私は、その日の青の顔をいまでも覚えている。
 そして、青はとなりの家に遊びに行かなくなった。ひげは、ねこの命でもある。白が死んだ日、青が車からよけられたのは、ひげがきけんをかんじとったから。白は、かんじとれなかった。もし青が、「ニャーニャー」と、白に「あぶない、車がくる。」と、ねこ語でいっていたら、いまはどうだったんだろう。
 白が死んでから1年すぎて、青は元気になって遊びに行っていたが、またまたじけんはおきてしまった。青が、イスのすきまにひっかかり死んでしまった。私は、1日じゅう泣いた。白が死んだ日よりも。その日から1週間、自分をせめていた。「どうして青を見はらなかったの。見はっていれば青は死ななかったのに。どうして青が死んだの。自分のせいだよ。」と、1週間自分をせめていた。もし、見はっていれば、青はいま、ここ、私のひざにいたのかな。

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