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いのちをつなぐ手紙

No.5672
小学校5年生

 私は、夏休みに「とうめいなゆりかご」というドラマを見ました。産婦人科のドラマです。そこでは、赤ちゃんのたん生だったり、中絶手術だったり、うれしいしゅん間や悲しい出来事がたくさん起こりました。
 産まれたばかりの赤ちゃんが病気だったり、赤ちゃんを産んだお母さんが、とつ然具合が悪くなり、そのまま死んでしまったり、私にはびっくりすることばかりでした。赤ちゃんが元気に産まれてくることも、お母さんが命がけで赤ちゃんを産むことも、本当にきせきなんだなとわかりました。私はこのドラマを見ながら、お母さんに、
「私が産まれた時、どうだった?」
とたずねてみました。お母さんはいろんな話をしてくれました。
 お母さんは子供が大好きで、結婚してすぐに赤ちゃんが欲しかったそうです。でも、なかなか赤ちゃんができずに病院にも通っていたそうですが、それでも赤ちゃんができず、ほとんどあきらめていた時に、私が産まれたそうです。9年もかかったと言っていました。だから、すごく泣いたそうです。私は、お母さんからそういう話を聞いて、私は本当にのぞまれてきたんだとうれしく思いました。
 この命は私だけのものじゃない。お母さんが産んでくれた。お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなで喜んでくれた私のたん生。大切に生きていこうと思いました。

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