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いのちをつなぐ手紙

No.5642
小学校5年生

 9才の時、父が病気で亡くなってしまい、沢山辛い思いをしました。なので、「命」について考えようと思います。
 父が病気になる前は、「命」の事を軽く考えていました。病気になってから私の考え方が変わった様に思います。
 1つ目に、「生きる」事の難しさです。「生きる」ためには、生きたいという強い気持ち、希望がなければいけません。少しでもいい希望があれば、人間は前を向けるんだなと思いました。父もよく言ってました。お前達がいるから頑張れると。
 2つ目に、家族の支えだと思います。毎日笑顔で沢山話しかけたり、同じ時間を一緒に過ごしました。同じ気持ちにはなれませんが、辛さを分けあったりしながら、家族みんなで支えてきました。
 「命」は、とても大事なものです。私は、父の分まで楽しく生きようと強く思いました。ちょうど夏に亡くなったので、夏の空を見上げると、星がきれいに目に入ってきます。その星を見る度にがんばろうと心に言いきかせています。人は、目標をもったり、夢、がんばりたい事、希望がないまま生きる事はできないと思います。小さな希望、喜びを皆さんに見つけてもらいたい。私は心の底からそう願っています。生きたくても生きられない人がいると覚えておいて欲しいです。これからも見守っててね。パパ。

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