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命の大切さ

No.5634
小学校5年生

 少し前に起きた京都アニメーション火災事件。犯人とはまったく関係のない35人の命がいっしゅんでうばわれた。とても熱く、とても苦しかったと思う。もしも自分の周りの人が、もしも自分が巻きこまれたら、どんな気持ちになるだろう。
 ぼくが6才のころ、ひいおばあちゃんが亡くなった。家族でおそう式に行った記憶はあるけど、たくさんの人がいてみんな泣いていた事しか覚えていない。人が亡くなるという意味はわかっていなかった。成長するにつれて、いろいろな事件や事故を見たり聞いたりすることで、人が死ぬ、殺されてしまうのはとてもつらく悲しいことであるとわかった。自分にとって大切な人なら、悲しくて元気にもなれないだろうし、生きる意味もわからなくなってしまうと思う。なぜ人が人を殺すのか、なぜ同じような事件や事故がくり返されるのか。みんな悲しい、ひどいと思ったはずなのに数は減らない。時間がたつと忘れてしまう。みんな自分には関係ない、自分は大丈夫だと安心しているからだと思う。でも実際には、ぐうぜんそこにいた関係のない人たちがぎせいになっている。他人事ではないと思う。
 ぼくはどんな人でも、むだに血を流させたくない。どんなことがあってもむだな命などないし、命が失われるのはとても悲しい。だから、無差別テロや殺人・児童ぎゃくたいなどの命を粗末にする事件などのない世の中になってほしい。一人ひとりがルールを守り、命を大切に考えれば、きっと平和な世の中になり、失われる命も減ると思う。ぼくはお母さんからもらったこの命を大切にし、いろいろなことを経験して大人になっていきたい。

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