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命を大切にすること

No.5628
小学校5年生

 「今日は、焼き魚かぁ…。」ぼくは、夕食の時間につぶやいた。なぜかというと、ぼくは焼き魚があまり好きではないからだ。そんなぼくにむかって、父は、
「感謝をしないといけないよ。魚だって肉だってみんな生き物なんだ。それを人間が生きるために食べているんだ。」
と言った。ぼくはふと、先日見たテレビを思い出した。草原では、たくさんの草が生えており、そこでは、草を食べていた草食動物が肉食動物に食べられていた。草食動物も肉食動物も、みんな生きているため、必死なのだ。でも、これは、動物だけでない。人間も生きるために、父の言う通りいろいろな命を犠牲にしているのだ。
 しかし、今の自分はどうだろう?「今の時代は恵まれている。」よく父に言われる。確かに毎日の生活の中で、おなかがすいたのに食べるものがないという生活を送ったことがない。スーパーに行けば、当たり前のようにたくさんの食料品が売っていて、好きな食べ物を食べることができるのだ。でも、それこそ、植物や動物たちの大切な命なのだ。
 ぼくの曽祖母は、3年前に亡くなった。ぼくのことを本当にかわいがってくれた、大好きな曽祖母だった。亡くなった時にはとても悲しかった。人間と動物、植物という違いはあっても、魚も肉も植物もみんな同じ命なのだ。そう思ったら、父の言う通り、もっともっと食べ物を大切にしないといけないな、と思った。
 これからは、毎日、食べることができることに感謝し、きらいなものや苦手なものを食べられるようにしていきたいと思う。このような事も、命を大切にすることの1つだと思う。

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