命をつないでいくこと

　みなさんは、人が亡くなる直前の気持ちを知っていますか？大切な人が亡くなった時の悲しい気持ちを知っていますか？ぼくは、どちらも知りません。身近な人の死を経験したことがありません。
　でも、仲の良かった友達が引っこしてしまったことがあります。はじめはびっくりしただけでしたが、何日かたつと大きな悲しみが心の中にきました。その友達が夢に出てきたりもしました。とつ然のことでお別れの言葉も言えなくて、今でもとても悲しく思っています。友達が引っこしてしまったことがこれだけ悲しいので、きっと死はもっともっと悲しいと思います。
　つらい気持ち、苦しい気持ちを持った時、ぼくはたくさんすいみんをとるようにしています。姉は友達の不安やなやみを聞いたり、自分も聞いてもらったりしているそうです。ぼくはいやなことを思わないように友達と遊んでいるつもりですが、いやなことをされたり言われたりして、心にきずがつくこともあります。たくさんの方法があると思いますが、楽しく人生を歩むことができるように勇気と自信を持つことが大切だと思っています。
　楽しく生きることが、命を大切にすることにつながります。命はつないでいくものだと母が教えてくれました。ぼくの命は、たくさんの人からつながっていて、たくさんの人に助けられています。だから、これからもずっと大切にしていかなければいけません。つらいことや苦しいことがあった時、これらのことを思いだして、乗りこえていきたいです。そして、ぼくも命をつないでいけるように、勇気と自信を持って生きていきたいです。