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自分の身は自分で守る行動を

No.5608
小学校5年生

 私は夏休みに、いとこと家族みんなで、川へ遊びに行きました。川はおだやかで、私のひざからおなかぐらいの深さでした。なので、うきわを持たずに、いとこと一緒に遊んでいると、急に足がつかなくなりました。私はあせって、必死に顔を水の上に上げました。でも、いとこが私にしがみついてきたので、重くて、思うように息ができなくなり、パニックになりました。その時、初めて「死んでしまう」と思いました。私は必死に顔を上げて、「やめて!!」とさけびました。兄が急いでうきわを持ってきてくれたので、必死にうきわにしがみつきました。川から上がった時は、とてもホッとしたけれど、ずっと心ぞうがバクバクしていました。思い出すと、今でも恐怖を感じます。
 夏休みの間、川や海でおぼれて死んでしまうというニュースをよく耳にしました。今までは、そのようなニュースを見ても、「そうなんだ」というぐらいにしか思っていませんでしたが、今では「苦しかっただろうな」と、自分の体験したことを思い出して、とても悲しい気持ちになります。
 私は今、5年生です。大人の人と一緒に行動することがだんだん少なくなります。だから、「もしかしたらこうなるかもしれない」ということを考えて、自分の身は自分で守るような行動をしていきたいと思います。

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