緊急情報
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No.5601
小学校5年生
去年の夏休み、おばあちゃんがたおれました。お母さんと買い物をしていた時、「頭がいたくておかしいから、早く帰ってきて。」と、おばあちゃんから電話がありました。急いで家に帰ると、おばあちゃんがゆかにたおれていました。体はけいれんをしていて、ぼくはこわかったです。お母さんがすぐに救急車を呼びました。救急車がくるまで、おじいちゃんはおばあちゃんの名前を呼び続けていました。
おばあちゃんは、検査入院をしたけど原因が分からず、手術をすることになりました。かみの毛をそって、ずがい骨を割って検査をする手術は、とてもこわかったと思います。家族みんなで、毎日神様にお願いをしました。何度もお願いしました。ぼくは毎日、おばあちゃんに顔を見せに病院に行きました。ぼくの顔を見れば、少しは元気になってくれると思ったからです。
手術をして、おばあちゃんの病気は「肥厚性髄膜炎(ひこうせいずいまくえん)」だと分かりました。おばあちゃんは退院しましたが、すぐに治る病気ではないので、たくさん薬をのんで、長い治りょうが始まりました。
あれから1年です。おばあちゃんは元気です。でも去年のことを思い出すと、またたおれないかなと心配になります。おばあちゃんが死んでしまうかもと考えた時、ぼくはとてもこわかったです。
病気は、みんなの笑顔をうばってしまいます。人は死んだら二度と生き返れません。だからこそ、せいいっぱい生きていかなければいけないということを学びました。
ぼくは命を大切にして、おばあちゃんの命も大切にして、おばあちゃんが長生きできるように、できることをつくして、サポートをしてあげたいです。
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