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生きているうちに

No.5599
小学校5年生

 去年の冬、私はひいおばあちゃんを亡くしました。96さいで、とても長生きしましたが、あっというまに亡くなってしまいました。いっしょにすごせたのは、2年間という短い時間でしたが、運動会を応えんしてくれたり、食べ物をくれたり、笑ってくれたり、小さな思い出になりました。母のおばあちゃんなので、母にはいっぱいの思い出があるそうです。旅行へ行ったり、家にお泊りしたり、いっしょにごはんを作ったり、おいしいごはんを食べさせてもらったりしたそうです。
 人には、それぞれの生きていたときの思い出があります。それは、その人たちだけのもので、思い出すと心があったかくなったり、ときにはさみしくなったりもしますが、いっしょにすごした日々は、かけがえのないもので、生きていたあかしだと思います。そして、生きていく力にもなっていると思います。
 私のお父さんはよく言っています。「明日、自分が死んでしまうと思ったら、一日一日を大事にすごせるし、家族や友達にもやさしくせっせられる。」と…。私もそう思いながら生きていけば、今よりもっと人や時間を大事にできるのかなぁと思いました。
 人が亡くなるということは、いやでも絶対に経験しなければならないことです。こうかいのないように、私も大好きな人たちが生きているうちに、そして私が生きているうちに、いっしょにいれる時間を大切にすごしていきたいです。

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