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回る命

No.5575
小学校5年生

 ぼくは、7月の初めに田んぼのおじさんからトカゲの卵をもらいました。おじさんは、「大切に育ててくれよ。」と言っていました。クラスを代表して、ぼくが飼うことになりました。最初は、とても心配でした。わけは、トカゲは飼った事があるけど、卵は育てた事が無かったからです。でも、図書室の本をよんであれこれくふうをして、育てていきました。
 しかし、友達は1週間で卵からかえると言っていたのですが、卵が1週間でかえらなかったので心配になりました。しかしある日、卵のかわりに青いしっぽが見えました。すこしほってみると、卵がトカゲになっていました。そのあと、全部で5ひきがとかげになっていました。とてもうれしかったです。生まれたトカゲが手に乗ったときは、うれしかったし、かわいかったです。そこでぼくは、生まれた命に対して、命が生まれるというのは、ここまでうれしいものなんだなと思いました。休み時間には、12人ぐらいの人が集まって、さわったりして、かわいいと言ったり、なでたりしていました。それを見て、ぼくはうれしくなりました。つくえの上でトカゲは走れないので、よちよち歩いているのがとてもかわいかったです。そのあとは、友達が、そでの中にトカゲをいれたり、トカゲがうでの所から上がってきて「くすぐったい。」とさけんだり、本の上にトカゲを置いて、本を動かしてトカゲがあわてている所を楽しんだりしていました。
 でも、1ぴきだけ死んでしまったトカゲを見ました。そのトカゲを見て、ぼくは、自然のきびしさをまのあたりにしました。
 ぼくは、トカゲを飼って、命は回っている事に気づきました。世界の生き物は、生きては死に、そしてまた生きるから、この世は円をえがくように生きる死ぬのくり返しという事がわかりました。

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