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いのちが大切だという事は

No.5554
小学校5年生

 いのちが大切だという事は、みんな知っています。かけがえのないものだという事も知っています。学校で何度も習うからです。それなのに、テレビや新聞では、私と同じ位の年の子どもが、いじめが原因で自殺したというニュースを目にします。私はその度に、どうしていじめはなくならないのだろう…と思います。私には、友達のいやがる事をして楽しむ人の気持ちが全く分かりません。他に楽しい事はないのだろうか、と不思議に思います。だれにとっても命は大切なものなのに、自分で死ぬなんて考えられません。私は自分で死ぬという事の想像もできません。休みの日に遊ぶ事を考えるとワクワクするからです。つまり、いじめられる事はそれほどつらい事なのだと思います。今、だれかをいじめていると思う人がいたら、考えてみてほしいと思います。もし自分がいじめられる方だとしたら、どんな気持ちになるか?いじめたいと思う友達をいじめる理由はなぜなのか?もし理由がはっきりとしているなら解決すればいいと思います。それでもいじめをするのなら、それは人の心を殺しているのと同じ事だし、最後はいのちをうばう事です。例え、からかっているだけ、遊んでいるだけのつもりでも、人がいやだと感じるなら、それはいじめです。今すぐやめてください。そして、死にたいと思うほどいじめをうけている人は、早く助けを求めてください。いじめられている事をはずかしいと思ってはいけません。絶対に味方になってくれる人はいるはずです。そしてどんなに小さい事でもいいから、早目に相談してください。いのちほど大切なものはないのですから。

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