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私のおじいちゃん

No.5545
小学校5年生

 先日亡くなった、おじいちゃんの話です。やさしくて、いたずらをしても怒らず、いつもニコニコしているおじいちゃん。去年から足が不自由になり、入院している病院から電話がありました。ある病気になり「体調が急変したので様子を見に来て下さい。」という連絡でした。食欲がなく、薬を飲む力も無くなってきて、どんどんやせてきていると言うのです。病院から「顔が分かるうちに家族に会わせてください。」と言われ、私とお母さんでお見まいに行きました。やせ細ったおじいちゃんを見て一しゅん怖くなりました。元気で笑顔のおじいちゃんでは無くなっていたのです。動くことも出来ず苦しそうなおじいちゃんでしたが、帰る時には手を上げてくれたので、「おじいちゃんのお見まいに行って良かった。」と思いました。それから2日後、おじいちゃんは、夜中にねむるように息を引きとりました。覚悟はしていても、人が亡くなる悲しさは、こんなに辛いものだと初めて分かりました。最後のお別れは、とても辛い時間でした。両親は、おじいちゃんにもっと色々な事をしてあげれば良かったと言っていました。私もそうだなと思い、おじいちゃんの写真をみると、涙が止まりませんでした。
 もっと生きたかったおじいちゃんを思うと、命は一度きりなので、家族を大事に大切に生きていきたいと思いました。

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