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ひいおじいちゃんのおそう式

No.5536
小学校5年生

 ぼくには、おじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいます。生まれたときは10人いました。けれど、ぼくが10才になるまでに、3人死んでしまいました。ぼくは、3回おそう式に出たことがあります。
 初めの2回はよく覚えていないけど、ひいおじいちゃんのおそう式は、よく覚えています。
 お通夜の日、家の和室にかんおけがおいてありました。かんおけの中にいたひいおじいちゃんは、目をつぶっていて、ねているようでした。
 おそう式の日、神主さんがひいおじいちゃんをおがんでくれました。次にかんおけの中に花をいれました。ぼくは、天国から見守ってもらえるように、花をたくさんいれました。
 かんおけを火そう場に運んで、ひいおじいちゃんとお別れをしました。火そうが終わった後に、ひいおじいちゃんは、ほねになっていました。そして、ほねをおはしみたいなものでつかんでつぼに入れました。ぼくは、ほねになってしまってかわいそうだなと思いました。本当にお別れなんだなと思うと、悲しい気持ちになりました。
 その時のおそう式には、いとこやたくさんのはとこが来ました。ぼくは、いとこやはとこと遊ぶことがとても大好きで、楽しいです。いとこやたくさんのはとこと遊べるのは、死んでしまったひいおじいちゃんやひいおばあちゃんのおかげです。ひいおじいちゃんやひいおばあちゃんがいなければ、ぼくは、いません。ひいおじいちゃんやひいおばあちゃんからもらった命を大切にしていきたいと思いました。

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