緊急情報
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No.5535
小学校5年生
私の祖父は、毎年クリスマスイブにサンタクロースになって、プレゼントをとどけに来てくれました。毎年ほしい物をくれて、とてもうれしかったです。私と祖父の家は車で約40分かかります。祖父はとちゅうのちゅう車場で着がえてくれたと聞きました。きっと今年も来てくれると思い、毎年楽しみにしていました。
でも、もう二度と、じいじサンタは来てくれません。わたしが3年生のときに、がんで死んでしまいました。わたしが最後に会ったのは病院です。とても体が細くなっていました。元気なころはこんなに細くなっていなかったのに、と思いました。病気は、こわいと思いました。あとで祖母に聞きましたが、祖父は、「あと何回サンタクロースになれるかな。」と言っていたそうです。私は死んでほしくない人も、いつかは死んでしまうのがとてもイヤでした。私は、祖父が毎年サンタクロースをやってくれてとてもうれしかったです。もう続かないのがとてもざんねんです。私は、病気はとてもこわい力をもっているんだなと、改めて感じました。
今、死にたいと思っている人も、苦しんだと思います。でも、病気にかかった人も苦しみます。病気にかかった人も、一日でも多く孫の成長が見たいと願っているはずです。病気の人はそんなに長く生きられないから、今死にたいなんて思う人は、まだ幸せなんです。だから、命をそまつにしてはダメだとぜったいに思います。私は命を大切にして生きたいし、まわりの大好きな人たちにも死んでほしくないです。
じいじ、今までありがとう。わすれないよ。
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