緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

大切な命

No.5528
小学校5年生

 ぼくは、994gという重さで生まれました。NICUという赤ちゃん専用集中治りょう室に、2か月と少しの間入院していました。1か月半くらいは保育器の中ですごしました。500mlのペットボトル2本分よりも軽かったなんて想像もつきません。いまなら、1日に500mlジュースを2本ぐらい簡単に飲んでしまいます。
 お母さんの話だと、生まれてすぐからたくさんの管やチューブやモニターを付けられていたそうです。酸素の量や光や栄養も調節してもらって、どんどん大きくなりました。
 病院の先生、家族、いろいろな人に支えられて、いまではクラスの中でも大きいほうになりました。
 一番心配してくれたおじいさんが、3年前他界しました。はじめて大好きな人との別れを経験し、命の重さをかんじました。
 助からなかったかもしれないぼくの命、大切にしようと思いました。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?