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大切な命の火

No.5465
小学校5年生

 人はみんな、期げんがあります。命はろうそくにともされた火で、いつかは消えてしまいます。私はまだ11才です。私の火は、不自由もなく、元気にもえ上がっています。しかし、何年かたって火が弱々しくなると、たちまち消えるでしょう。私は、命の火が消える時がこわいです。私の他にもこわいと感じている人がたくさんいると思います。あなたはどう思いますか?でも、私は毎日おびえながら生きているわけではありません。あなただってきっとそうでしょう。これはた分、毎日が楽しいからです。遊んだり、家族とおしゃべりしたり、私やあなたをいつも見守ってくれたり、支えてくれたりする大切な人はたくさんいるでしょう。だから、おびえていても、悲しくても、大切な人がいるだけで、心は明るくかがやきます。
 でも、そもそもどうして命の火が消えることがこわくて悲しいのでしょう。あなたはどう思いますか?私は、自分がいなくなることで、大切な人が悲しむからだと考えました。だからこそ、自分がいなくなる時、この人といてとても楽しかったなと、なみだなくおくってもらえるように、私は今、たっくさんの人とせっして、たっくさん思い出を作りたいと思います。命の火は、消えるまでをおびえてすごすためではなく、消えるまでにやりたいことを全部やりきれるようにするための目印時計なんだというのが私の考えです。

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