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弟のたん生

No.5431
小学校5年生

 私には弟が2人います。すぐ下の弟は3才下で、一番下の弟が産まれた時、私は8才でした。母から「お腹に赤ちゃんができたよ。」と言われた時は、すごくおどろいたのと同時に、どんな赤ちゃんが産まれてくるのかとても楽しみでした。しかし、すぐ下の弟の後に、産まれてくる前に死んでしまった赤ちゃんがいたので、産まれてくるまで少し心配もありました。元気に産まれてきますように…と心から思いました。
 産まれるまでの間、母のお腹はどんどん大きくなりました。触ると動いているのがよく分かります。母はしゃがみにくそうにしたり、腰を痛そうにしていたりしていて大変だなと思いました。
 ある日学校から帰ると、母は度々お腹を痛がっていました。その日の夜、お腹の痛みが強くなって赤ちゃんが産まれそうになったので、母は病院に入院しました。父や祖父母、みんなが病院にかけつけました。母が痛そうにする度に父も祖父母も腰をさすったり、飲み物を飲ませてあげたりしていました。私も何かしたい、役に立ちたいと思い、ずっとうちわであおいで応援しました。赤ちゃんはなかなか産まれてこず、助産師さんが何か話をしているのを見る度に、赤ちゃんが無事に産まれてこれるのか心配になりました。
 元気な泣き声が聞こえて、無事に赤ちゃんが産まれました。父も祖父母も拍手して、とてもうれしそうです。私もよかったという思いと、やっと弟の顔を見られてうれしい気持ちで、すごくドキドキしました。産まれたばかりの弟はとても小さくてやわらかく、とてもかわいかったです。
 そんな弟ももうすぐ3才になります。今は色々な事をやったりしゃべったりして、みんなを笑わせてくれます。

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