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ひいおばあちゃんから私へ

No.5427
小学校5年生

 私は、今年の6月に初めておそう式に出ました。ひいおばあちゃんのおそう式です。ひいおばあちゃんは、私が産まれた時にとてもかわいがってくれました。私は、ひいおばあちゃんにとって初めてのひ孫だったそうです。
 戦争を体験したひいおばあちゃんは、畑でたくさんの野菜を育て、漁師のひいおじいちゃんと一緒に海へ出て、朝早くから夜おそくまでよく働いていたそうです。まずしい時代を経験したことで、食べ物をはじめ、着る物やお金、時間など全ての物を大切にし、周りの人への感謝の気持ちをいつも忘れない、心の温かい人だったことを聞きました。
 私はそんなひいおばあちゃんとの命のつながりを知り、とてもうれしく思いました。ひいおばあちゃんからおじいちゃんへ、おじいちゃんからお母さんへ、お母さんから私へ、私から…。もし、ひいおばあちゃんがいなければ、おじいちゃんはいない。もし、おじいちゃんがいなければ、お母さんはいない。もし、お母さんがいなければ、今の私はいない。だから家族はみんな大切です。
 私が将来子どもを産んだら、亡くなったひいおばあちゃんの事や、おじいちゃん、おばあちゃんの事、お父さん、お母さんの事、そして妹、私の事をたくさん話してあげたいです。そのために、ひいおばあちゃんから受けついだ自分の命を大切に、周りの人への感謝の気持ちを忘れずに、生きていきたいです。

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