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精一杯生きることの大切さ

No.5408
小学校5年生

 わたしが7才くらいのとき、家に2ひき目のねこを引き取りました。そのねこは、片方の目がかぜでなくなってしまって、ペットショップでどうにかなりそうだったそうです。わたしはそのとき「かわいそうだな。もうこのまま安楽死させてあげたほうが楽かもしれないな。」と思っていました。でもそのねこは、体が小さくても片目がなくても、精一杯生きようとがんばっていました。わたしはそのすがたを見て、「ああ、この子はわたしが考えていたよりもずっとがんばっているんだな。わたしよりつらい思いをしても生きることをあきらめずにいてすごいな。」と思いました。
 世界には、戦争や貧困や飢餓で苦しんでいる人や亡くなる人もたくさんいます。悲しい事件や事故で亡くなる人は日本にもたくさんいます。亡くなった人は、きっともっと生きていたかったと思います。時々、ニュースで自殺のニュースが流れていることがあります。そういうニュースを聞くと、私はとても悲しくなります。まだ生きていられたのに、自分で命をむだにしてしまっているからです。命はどんな生き物でも1つしかありません。だから、その命を大切にして人生を歩んでいってほしいと思います。
 家の2ひき目のねこは今、ふさふさの毛のくいしんぼうなねこです。あのとき生きるのをあきらめずにいたから、その努力がむくわれて元気になったんだと思います。だから、今つらい思いをしている人も、つらい思いをしてきた人も、人生に絶望しないで生きていってほしいです。

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