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ぼくのひいじいじ

No.5402
小学校5年生

 ぼくのひいじいじは、大正生まれです。昭和の時には戦争に行って、沖縄に戦争で行き、3万人もの兵士が居たのに、小山に集合をかけた時には半分しかいなかったそうです。そこで生き残っていたひいじいじも、沖縄に居たときに、げりがひどく、近所にいた人にかつおぶしをいただき、夜ふとんの中で見つからないように食べていたそうです。
 そんなひいじいじも帰る時が来たのですが、船に乗っている時にアメリカ軍にこうげきされ、アメリカ軍のほりょになってしまい、1年間そこでくらすことになりました。ですがそこでのくらしで助かったこともあり、当時戦争があってご飯がまずしかったのですが、アメリカ軍は食糧がいっぱいあって、空ふくだったけど、ほりょになった事がちがう道にみちびき、ここでほりょになってなかったらぼくは生まれてないかもしれませんでした。そして1年たって、船で名古屋まで帰ってきて、静岡県に住み始めたようです。
 その時から少し時がたち、今の時代にきて、ぼくが生まれた時からかわいがってくれて、いっしょにご飯を食べにいったりして、とても楽しい時間をすごして来ました。
 ですが、今年の3月末にたおれて救急車に運ばれて、なんとか一命を取りとめましたが、そこからさらに悪化して、立てなくなってしまいました。それでも元気にしておりました。
 でも、7月にひいじいじが亡くなってしまいました。身近な人が亡くなるのは初めてなので、とても悲しかったのですが、人は必ず亡くなります。ぼくはこれを乗りこえてがんばって生きたいと思います。

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