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命があるから楽しい

No.5380
小学校5年生

 生まれてから10年11か月、小学校5年生の私が最近笑顔になった時。
 自分で打ったそばが「手作り?」って思うくらいおいしかった時。
 手芸クラブで友達と相談しながら作った小物入れの出来ばえがよかった時。
 友達4人と小川をたんけんして、手を取り合いながらゴールを目ざした時。
 同じグループの友達に、算数の時間にわり算の筆算を教えてあげて「ありがとう。」と笑顔で言ってもらった時。
 遊園地のアトラクションで、アクアボールの中に入って前に進もうとしたけれど全く進めなくて、見ていたお父さんが大わらいしているのが見えた時。
 お母さんと紙バンドでかごを作って、おたがい上手にできたのを見せ合った時。
 おじいちゃんとお風ろに入って、今日あったことをいろいろ話をする時。
 おばあちゃんが作ってくれたかたやきそばがおいしくて、「おばあちゃんの味が一番。」と言ったらとても喜んでくれた時。
 思い出してみると、毎日たくさんの笑顔が私のまわりにあって、私をがんばる気持ちにさせてくれます。けんかしたりおこられたり、いやな気持ちになってしまう時もあるけれど、それよりたくさんの楽しいことがあります。
 数年前、親せきのおじさんがガンでなくなった時、周りの人がみんな悲しい思いをしていて、命は一つだけのとても大事なものだと知りました。命がないと何もできない。つらい時はたくさんの楽しいことを思いうかべて元気を出そう。命があるから楽しい。

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