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No.5322
小学校5年生
ぼくの長野のばあちゃんの家には、1ぴきのみけねこがいました。名前は「ミィ」です。お母さんが高校生の時から飼っているので、ねこ年れいで17才、人間の年れいでたとえると84才でした。
ミィはすきな時に遊びに行き、すきな時に帰って来る自由な生活をしていました。それでも帰って来ない日はなく、放っておいても家に帰って来るのが当たり前のことでした。
しかし、7月の初めに
「きのうからミィが家に帰って来ない。」
と連らくがありました。その時は、ただ帰って来ないだけかと思ったけれど、その後も何日経っても帰って来ないようでした。後からお母さんに、
「ねこは死ぬ時が近づくと、飼い主さんの前からいなくなって、1人でひっそり死んでいくんだよ。」
と聞きました。それを聞いて、もうミィはどこかで死んでしまっているのかな、と思いました。
ぼくは、もし最後までそばにいてくれれば、おはかもつくってあげられるのに、1人で死んでいくなんてさびしいと思いました。今までずっといっしょに生活して来たじいちゃんやばあちゃんも、急にミィがいなくなり、とても悲しいし、さびしいだろうなと思います。
この前の春休みは、ねずみをつかまえて来たり、ジャンプでいすに飛び乗ったり、まだ元気だったミィ。よくぼくの近くに来て、なでてほしいと鳴いて、ぼくがなでてあげると、のどをごろごろさせて喜んでくれたのに。
また、夏休みに当たり前のように会えると思っていたけど、ばあちゃんの家に行ってもいないと思うと、とてもさびしいです。
でもミィのことは、これからもずっとわすれません。
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