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命とはなぜ大切なのか

No.5124
小学校5年生

 今、自殺などがあり、学校で命について考える機会もふえてきました。しかしそのような場面で、みなさんは本当に深く命について考えましたか?この文章を読んで少しでも多くの人に、命について考えてほしいです。
 今までぼくは、「命とはなぜ大切なの?」と聞かれたら、「かけがえのないものだから。」とあたり前のように答えていました。しかし、他の人の意見を聞いたり、よく考えたりするうちに考えも変わってきました。単に1つしかないから大切なのではなく、1つしかない命は、多くの人が、多くの時間をかけて作られたものであり、多くの人が愛してできた。自分以外の人も、必ず1人は大切に思っている。だから、かけがえのないものになるのです。
 「かけがえのない」、ただそれだけを言ったところで、なぜ大切なのかは分かりません。ぼくは辛い思いをしている人には、命の大切さをどうにかして言葉で伝えようとするよりも、あなたのことを大切に思ってくれている人がいる、それを教えてあげたほうが、心からうれしく思え、自殺をすることもなくなるかもしれないと思います。
 今言った命の大切さがあるから、いじめはいじめられている人だけじゃなく、その人を大切に思っている人の心もいたみます。「いじめている側はいじめて何が楽しいんだろう。」とぼくは思います。相手がいやがる顔がおもしろいから?そのおもしろさ以上に相手の心にきずをあたえていることを、いじめている側には考えてほしいです。あなたのなにげない一言で、多くの人が辛い苦しい思いをするかもしれません。少しでもいじめがなくなるよう、もう一度しっかり命について考えてほしいです。

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