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ぼくとおじいちゃんの5年間

No.5091
小学校5年生

 ぼくのおじいちゃんは、ぼくが5才の時に、すいぞうがんで亡くなりました。この病気は、進行が早く、見つかった時点では、すでに手おくれと言われています。おじいちゃんの場合は、しん断されてから3ヶ月で、命を落としてしまいました。ぼくはまだ小さかったから、よく覚えていないけれど、すごく悲しかったことは記おくに残っています。
 人が亡くなってしまうと、話したり、いっしょに食事をしたりできなくなり、二度と会えなくなってしまいます。だから、おじいちゃんにもっと長生きしてほしかったです。
 おじいちゃんは岐阜に住んでいたので、1年に何回かとまりに行きました。いつも遊びに行くと、笑顔で出むかえてくれました。自然がいっぱいのところなので、お姉ちゃんと走り回っていました。おじいちゃんは、手おし車にぼくを乗せて、遊んでくれました。それがとても楽しかったです。
 おじいちゃんは、ハナとラッキーという名前の犬を飼っていて、とてもかわいがっていました。おじいちゃんが亡くなってしばらくしてから、後を追うように2ひきとも死んでしまいました。悲しい出来事が続いてしまったけれど、天国でまた再会しているといいなと思います。
 ぼくとおじいちゃんの思い出は、5年間しかないけれど、家族や岐阜に住んでいるおばあちゃんとの時間を大切に生きたいです。

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