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ひいおばあちゃん

No.5072
小学校5年生

 ぼくのひいおばあちゃんは、5月に亡くなりました。6月で93才でした。
 亡くなる前日の夕方に、お母さんのおじさんから電話がありました。「ひいおばあちゃんが救急車で運ばれたよ。会えるのは今日で最後かもしれないよ。」と言われたので、病院に向かいました。病室でのひいおばあちゃんは、意識がなく、とても苦しそうで、みんなが話しかけても反応しませんでした。こんなひいおばあちゃんをみたのは初めてだったので、本当に死んでしまうのかなと、なみだがあふれだしました。
 次の日起きたら、お母さんが「ひいおばあちゃんが死んじゃったよ。」と言ってきました。ぼくは最初夢だと思ったけど、姉が泣いていたので本当なんだなと思いました。よく日に通夜に行きました。ひいおばあちゃんはひつぎの中にいました。手をさわってみたら前は温かかったのに、今はとてもつめたくなっていました。顔は前よりしわがなくなって、はだも白くなっていて、とてもわかくみえました。まるで、ねむっているようでした。
 次の日、最後のお別れになりました。ひつぎにみんなでお花をいれました。そのとき、みんなとても泣いていたので、ひいおばあちゃんはみんなに親しまれて、幸せな人だったんだなと思いました。バスに乗って、火そう場に行きました。ほねだけになったひいおばあちゃんを、みんなでこつつぼに入れました。あんな小さなつぼに入るなんて、切なくなってしまいました。
 人はいつか必ず死んでしまうからかなしいけど、だからこそ、今生きている時間を大切にして、毎日をすごしていきたいなと思いました。

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