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家族を失うということ

No.5064
小学校5年生

 平成30年7月に発生した「西日本ごう雨」を、ぼくはテレビのニュースで見ました。茶色くにごった水が、家や車や人をのみこんで、とてもおそろしい様子でした。家の屋根にのって助けを求める人、子どもをだっこするお母さん、やっとの思いで建物につかまっているお年より。
 ついこの前まで、当たり前だと思っていた町の様子や家族、人と人とのつながりが、ごう雨によって大きくかわってしまいました。
 一生けん命に大切な家族を探す人、自分の命よりも困っている人を助けようとする人、はなればなれになった家族と再会できて泣いて喜ぶ人、大切な家族を失って泣きくずれる人。ぼくには、一つ一つのえい像が悲しくて、辛くて、むねが苦しくなりました。
 ぼくは、お父さんとお母さんとお姉さんとお兄さんの5人家族です。もしも、とつぜん家族のだれかがいなくなってしまったり、死んでしまったら、とても悲しくて、毎日泣いても泣いてもきりがないくらい、泣き続けると思います。
 病気で大切な家族を失ってしまう人もいれば、今回のごう雨のように自然さい害で家族を失う人もい
ます。
 ぼくは、「命」と言う物は、いつまであるか分からないし、ある日とつぜん失ってしまう物だと考えさせられました。家族を失った人の悲しむ顔が、今生きているぼくに、せいいっぱい生きてほしいと言っているようにも思えました。
 だから、お父さんとお母さんからもらった命を一生大切にしていきたいと思います。

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