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旧海軍司令部壕に行って感じたこと

No.5048
小学校5年生

 2018年7月に沖縄旅行に行きました。首里城や勝連城、ちゅら海水旅館、ビーチなど、沢山の観光をした後、最後に「旧海軍司令部壕」に行きました。入り口には、当時の写真や、武器、手紙などがてん示されていて、千羽つるも沢山あり、入って直ぐから、観光旅行とのちがいに気付きました。ぼくは、沖縄戦争のことを知りませんでしたが、今回見学した壕で、70年以上前の悲さんなじょうきょう、沖縄の歴史のことが少し分かりました。
 昭和19年にくわや、つるはしを使ってほった450メートルの壕の中は、うす暗くて、たてや横に穴が無数にのび、沢山の部屋がありました。当時は4,000人もの人がしゅう容されていたそうです。くわや、つるはしだけで、かたい山をほり進めたとは思えない広さでおどろきました。その中には、司令官室や作戦室、立ったままねる部屋もありました。
 一番おどろいたことは、手りゅうだんを使って自決した部屋がそのまま残してあることです。手りゅうだんで、かべ中がきずついたまま残っていて、こわくなりました。自決という言葉も初めて知りました。
 初めての沖縄旅行で、とてもキレイな海、沢山の世界遺産、大きなホテルなど、とても楽しい旅行で、楽しい気持ち、幸せな気持ちになりました。でも、お父さん、お母さんと「たった74年前に、戦争があったんだよ。今の当たり前の生活に感しゃしないとだめだよ。」と話をしました。
 ぼく達が、当たり前に感じている生活ですが、昔の沢山の辛い経験があったからこそだと思います。昔の戦争のことについて、これからしっかり勉強をして、平和で豊かな生活がずっと続くようにして行く必要があると感じました。また、友達にも今回の旅行の経験を楽しかった話だけではなく、「旧海軍司令部壕」で感じたことも話したいと思います。

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