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大切な命

No.5038
小学校5年生

 今年7月の初めに、西日本で大雨がふりました。その大雨で多くの人びとがなくなってしまい、いまだに行方不明の人もいます。
 ぼくは、高校生のむす子を探すお母さんのニュースを見ました。行方不明になる直前まで電話をしていたということ、できれば生きて見つかってほしいと言っていました。その高校生の友達もみんなで一生けんめいに探していました。ぼくも、生きて見つかってほしいと思いました。でも残念ながら、い体で見つかってしまいました。ぼくも悲しい気持ちになりました。このお母さんと友達は、ぼく以上に悲しい思いやくやしい思いをしたでしょう。
 ぼくがこのニュースを見て思ったことは、命は、自分だけの物ではないということです。もしもぼくが死んでしまったら、家族のみんなや友達みんなを悲しませてしまいます。
 ぼくは今、元気にいきています。でも、西日本では、辛い思いをしている人がたくさんいます。生きたくても死ななければいけなかった人たちのためにも、生きていきたいです。
 命は一人一人にたった一つしかありません。だからこの命をしっかりと大事にしていなければならないと思います。地しんや台風や大雨は、いつ来るかわからないけど、今のぼくにできることがあります。たとえば、道でふざけないようにして交通事故に気をつけたり、体をじょうぶにして健康に気をつけたりすることです。
 生きていることは幸せなことです。ぼくは、おじいさんになるまで長生きして、命をつないでいきたいです。

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