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じいじの3回忌

No.5037
小学校5年生

 三回忌――、じいじがなくなってから3年目です。意外とあっという間でした。じいじは、天国で元気にしていますか。2年前、ぼくは、じいじとの思い出をたくさん思い出しました。いっしょにすもうを見たこと、ランドセルを買ってくれたことなどです。ぼくは今、5年生です。回泳、委員会活動をがんばっています。天国でがんばっているなぁと思ってくれたらうれしいです。
 おしょうさんがこう言っていました。
「おせんこうのけむりはあの世とつながっていて、日常生活を話すといいですよ。」
それを聞いて、これからやってみたいと思いました。じいじは今、何をしているのかは分かりません。しかし、じいじの気持ちは分かるかもしれないからです。
 じいじはそれでも、92才と長生きしました。また、前の話ですが、その時、ぼくは悲しくて泣いていました。人は、いつか死んでしまうと考えると、仕方ないのだなと思います。ぼくもいつかは死んでしまいます。それでも、じいじの後をつげるように、ぼくもがんばって長生きしたいです。
 今日、すごい夢を見ました。じいじと10分だけ話していました。そして最後にこう言われました。
「確かに人間はいつか死んでしまう。しかし、死ぬ前に、自分の目標を達成して、後かいしないようにしろよ。お前ならできる。」
その言葉にぼくは心を打たれました。
 自分の目標――。ぼくの悪いところを直し、しょう来の夢を実現させることだと、ぼくは思いました。それが、ぼくの人生の「目標」だと強く確信しました。あくまでも夢だから、本物のじいじが何を言いたいのかは分かりません。しかし、多分それが言いたかったのだと思います。これからもぼくや家族を見守ってね――、じいじ。

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