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No.5009
小学校5年生
ぼくには、2人のおばあちゃんがいます。でも、ぼくがようち園の時に1人のおばあちゃんが亡くなってしまいました。今から書くのは、そのおばあちゃんとの思い出です。
ぼくは、赤ちゃんのころから、毎週土曜日におばあちゃんの家に遊びに行っていました。遊びに行くと、青いスプーンが入っている箱の中の氷ざとうをいつももらって食べていました。ぼくが食べ過ぎるので、
「もうだめよ。」
と笑いながら、おこられていました。でもその時の笑った顔がもう見られないので、さみしいです。
おばあちゃんの得意技は、したの先を鼻の頭にくっつけることでした。ぼくもやってみたけど、今もできません。どうやってやったらいいのか、夢の中で教えてくれないかなと思いました。
おぼんの2日前、もう1人のおばあちゃんが運転して、ちゅう車場に止める時バックしすぎて、後ろの電柱に当たって、後ろの窓ガラスがわれてしまいました。ぼくは、いつも後ろの席にすわっているけれど、その日だけ、なぜか分からないけど、助手席にすわっていて、もう1人のおばあちゃんとぼくは、けがをしませんでした。もし、後ろの席にすわっていたら、けがをしていたかもしれません。もしかしたら、天国にいるおばあちゃんが、守ってくれたかもしれないと思いました。
今、おばあちゃんが乗っていた車は、おばあちゃんの息子のぼくのお父さんが乗っています。いつも事故にあわないのは、おばあちゃんが見守っているからだと思います。おばあちゃん、これからもぼくを守ってください。
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