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愛犬を亡くして感じたこと

No.5005
小学校5年生

 私がまだようち園の年少の時に母の実家で飼っていたシーズーという犬種のオスの小型犬のお話です。名前は「プーちゃん」と言って、おとなしい子でしたが、食い意地がはっていて、お茶目な目がパッチリしていて、今でいうイケメン風で、だれからも愛されるような子で、母は自分の子供のように可愛がっていたし、私もそんな可愛いプーちゃんのことが大好きでした。
 ある日、プーちゃんが10才の時、突然死んでしまったのです。何の前ぶれもなく、心ぞうの病気だったらしく、じゅう医さんが言うには防ぎようがなかったとのことでした。それでも私は10才という若さで、しかも突然動かなくなってしまったプーちゃんの死を、どうしても受け入れることができず、まだねん少だったころにもかかわらず、悲しかったことを今でも思い出します。
 私は動物が大好きで、よく母に「犬か猫を自分でお世話をするので、どうしても飼いたい。」とお願いするのですが、同じく動物好きであるはずの母なのに、なぜかこころよい返事をもらうことができません。母が言うには、もう悲しい思いはしたくないとのことでした。私ももちろん理解はできますが、愛するペットのお世話をていねいにすること、愛する家族であるペットと一緒に生活をすること、限りある命であるからこそ、悲しいだけじゃない、そこからえられるものは、きっとたくさんあるはずです。
 辛いと思う経験にも、後になって思えば、きっと意味のあるものであったと思いたい。無駄な経験なんて1つもないんだよと、プーちゃんが教えてくれたような気さえしてきます。

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