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一生けん命生きる

No.4981
小学校5年生

 わたしは、夏休みに親と子のウミガメ教室に参加しました。そこで、お母さんガメは、後ろ足で一生けん命土をほることや、長い時間砂浜にいると体温が上がってしまうのに、命をきけんにさらしてまで卵を産みにきていることを知りました。また、その教室では、子ガメの放流体験もしました。子ガメを2本の指で持ったとき、力強く足をパタパタさせていました。子ガメが、一生けん命1ぴき1ぴき海へ向かっているすがたを見て、すごいなぁと感動しました。泳ぎ方を教わっていないのに、広い海へ向かっていくことは、きっと勇気のいることだと思います。
 わたしは、自分が赤ちゃんのころ、まだおなかの中にいるときに、流産しそうになってしばらく入院したことがあったという話を母から聞きました。入院中、母も父も、おじいちゃんおばあちゃんも、周りにいるみんなが毎日、おいのりをしながら、わたしが無事に生まれてくるのをまっていたそうです。かん護師さんが聴しん器で赤ちゃんの心ぞうの音を聞かせてくれるたびに、「よかった。元気でいてくれている。」と思ったと母が話していました。
 わたしは、そうして家族のみんなに見守られて生まれてきて、そして、一生けん命育ててもらって、今のわたしがあることに改めて気づきました。いのちがあるということは、生きるということです。わたしも子ガメのように一生けん命生きたいです。そのために、ごはんをたくさん食べて、ぐっすりねて、元気に学んで、たくさん遊んで、ピアノをしっかりがんばって、そんな毎日をすごしたいです。

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