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ありがとう「たろう」

No.4973
小学校5年生

 7月17日、わが家の家族が1ぴきいなくなりました。名前はたろう(犬)です。17日の朝、起きたらたおれていました。動かなくなった、たろうのすがたは、生まれてから初めてのショックな出来事で、かなしくてなかなかなみだがとまりませんでした。友だちとも遊ぶきがなくなりました。たろうはぼくがうまれる前にいて、いるのがあたりまえでした。友だちなどがくるとき、みんなの近くにいつもいました。帰るときは、みんなが帰るのがさみしかったのか「ワンワン」とほえていました。学校に行くとき、いつもみおくっていました。たろうがひなたぼっこするとき、いつも台の上にあげてあげました。冬になるといつもこたつの中に入ってきました。10年間のたろうとの生活は、たのしかったり、かなしかったり、めんどくさかったりしたけれど、いま思えばなつかしくて、命の大切さを教えてくれました。
「たろう、いつも家族みんなに元気をあたえてくれてありがとう。」
「これからもたろうのことをわすれないよ。」

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