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いのち輝け!

No.4971
小学校5年生

 私は、日々の生活をとおして「いのち」について感じた事、考えたことがあります。
 大切な人とのお別れを私は、おととし経験しました。それは、大好きだったおじいちゃんとの、とつぜんのお別れでした。前日まで、え顔で私と遊んでくれていましたが、一晩で亡くなり、よく朝、病院で見たおじいちゃんは、もう死亡診断書が出され、眠っているような穏やかな表情をしていましたが、おじいちゃんの手や顔に触れてみると、もうその大きな体は冷たくなって、いくら「おじいちゃん」と呼んでも、返事をすることなく、動くこともなく、もう私のことは分からなかった。幼かった私ですが、「おじいちゃんが死んじゃった…。もう動かない、笑えない、もう息をしていない。」とっても悲しい気持ちでいっぱいの私。初めて「いのち」、「生きること」、「死ぬこと」についての意味が心にしみるように感じ、その本当の意味が分かりました。
 いのち、生きること、死ぬことは人間だけではなく、すべての生き物、動物、虫なども大切な命がつきて、死を迎える。私の家でハムスターを飼っていましたが、1年半ほどで血を流し、死んでしまいました。とても可愛いかった。フワフワの黄色い毛をしていて、手のひらに乗せると丸くなって、体から温かい体温を感じ、元気な時は動きまわっていました。ある日突然丸くなって動かなくなった。触れると体が硬くなり、冷たくなって、いつもの温かい体温を感じられなくなって、死んでしまいました。
 いのちで生きること、動くこと。心がボンボンと動いて息をしていること、体が温かくてぬくもりがあること。そして生きることによっていろんなものとの触れ合いが出来、笑顔や幸せ、夢を感じてつかみ、そして死ぬことはそれらをすべて失うこと。何もなくなることによって悲しみ、さびしさが残る。
 私は命について、命はとても大切な物であり、そして生きることは命がなければなりません。いのちに感謝の心を持って、限りのある命を大事に、自分らしく輝ける生き方を見つけ、一生懸命生きる事が、生きることであると私は思います。
 よく、ニュースや新聞などで、小・中・高校生による学校のいじめが原因で自殺するという報道があり、本当なの?という不信な気持ちがいつも自分の胸にあります。私は、5年生で学校生活を送ってきた中で友達の間の友好関係性作りを心がけています。何か不安を感じたり、悩み事があればまず先生、家族に話すべきだと思います。一人で抱えて悩まずに解決する道は必ずある。それは自殺して命を落とすことではなく、自分の明るい未来へ、輝く大切な命を守ることです。簡単に命を諦め、見捨てることなく、自分は何のために生まれてきたの?どんな人生を送りたいの?と、常に考えていれば、命がどんなに大切か分かります。さらに今の社会現状の一つ。子供を誘拐して殺したり、無差別で誰でもいいから殺したい、という事件が多く発生しています。その人その人にとって大切な命を勝手に殺す権利は誰にもない。
 人の命を無だにすることはやめてほしいです。

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