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みんなの大切な命

No.4969
小学校5年生

 ぼくのいとこは4才で、1年前から大きな病気で入院しています。いとこのお母さんは、入院しているいとこにつきっきりで看病をしています。お父さんは毎日仕事がおわると病院に直行し、家に帰るのは午後9時ごろだそうです。いとこには6年生のお兄ちゃんがいますが、夜の9時まで1人でるす番です。それなので、土日や夏休みなどは、ぼくの家に泊まりに来ます。お兄ちゃんは、遊んでいるときも、少しさみしそうな気もします。もしかして、ぼくと弟で遊んでいるのを見て、うらやましいと思っているかもしれません。だからぼくの家にいるときぐらい、楽しくすごして元気を出してもらいたいと思いました。ぼくのお母さんに、いとこのおみまいに行きたいと言ったら、
「子どもは面会できない決まりがあるからおみまいはできないけど、他に○○くんのためにできることがあるよ。○○くんのお兄ちゃんと楽しく遊ぶことも○○くんのためになってると思わない?」
と言われました。そうか、お兄ちゃんが元気になれば、いとこのお母さんは安心して看病ができていとこもうれしいのではないか、と思いました。ぼくのお父さんも毎朝、神だなにいとこが早く治るようにお祈りしています。目に見えるものばかりではないけど、みんなそれぞれいとこの命を大切に思っています。そしてきっとだれの命でも、いとこと同じようにみんなに支えられている命だから、大切にしなくてはいけないと思いました。
 この前、1年ぶりにいとこに会っていっしょに遊びました。とてもうれしかったです。

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