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命の大切さについて

No.4968
小学校5年生

 8月6日の朝、外で「ウー」とサイレンの音が鳴っている事に気がつきました。ばあばに、
「この音はなぁに?」
と聞くと
「今日は、広島に原爆がおとされてしまった日だからだよ。」
と教えてくれました。その日、ニュースではたくさん、原爆のことが流れていました。
 原爆とは、第二次世界大戦末期、アメリカ軍が日本に対して世界で初めて使った核兵器です。
 そして、1945年8月6日午前8時15分、広島県広島市を中心にアメリカ軍によって原爆がおとされました。その原爆のいりょくは私が思っていたよりはるかにすさまじく、ものすごい爆風と4千度の熱で人の体は目がとびでて焼けとけ、真っ黒こげになったり、大きい建物や家はこわれ、一瞬にして焼け野原になってしまいました。その後、広島市内にふった雨は、真っ黒でした。原爆による放射能を大量に含んだ雨だったからです。その雨は、原爆から生きのびた人々にさらなる被害を与えました。髪の毛がぬける人、血便や血をはき倒れる人、白血病によって死んでしまう人、約17万人が原爆投下から4カ月のうちに亡くなったそうです。
 私は、今回、原爆の事を調べて、当時の人々の生活を一瞬にして奪い、生きたくても死んでしまった人々を見て、もっと早く終戦していたら、争う事をしていなければ、沢山の尊い命が失われる事はなかったと思いました。
 今、第三次世界大戦や核実験という言葉を時々耳にしますが、絶対にくり返してはいけないと思います。もう二度と尊い命が失われる事がないよう、一人一人が命の大切さを考えるべきだと思います。

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