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お母さんとの約束

No.4937
小学校5年生

 私は、昨年、2つの命とおわかれしました。1つは大阪の祖父母のしば犬、めいちゃん。もう1つは磐田の祖父母のシーズー、ちゃめちゃん。めいちゃんは17才で、ちゃめちゃんは14才でした。
 めいちゃんはおなかにとても大きいガンができて、重そうでとてもかわいそうでした。何回も手じゅつをして、小さくなったと思ったらすぐに大きくなってしまいました。ちゃめちゃんは、最初に手じゅつをしていたので大きな病気をすることがなかったけど、だんだん食べなくなって体重が半分にへってしまいました。どちらの祖父母も夜中におきたり、家になるべくいるようにして、最後までお世話をしていました。
 つらい思いをしているのは私だけじゃないと気付きました。一緒にくらしてきたおばあちゃんやおじいちゃんの方がもっとつらい思いをしていると思います。なぜなら、一緒にくらしてきた家族だからです。しかし、14年も17年も一緒にすごした時間の中で、ちゃめちゃんやめいちゃんからたくさんの楽しみや喜びをもらいました。人間より短い命だからこそ最後まで大切にしたと思います。
 私の家には、エルちゃんという2才の犬がいます。お母さんは最初、犬を飼うのに反対でした。理由はおわかれがいやだといっていました。お母さんが中学生のころ、シーズーを飼っていて、その犬とのわかれがとてもつらかったそうです。今、エルちゃんとくらしていて、家族みんながいやされます。犬の命は短いから、わかれを考えると悲しくなってしまう気持ちもあります。その分、エルちゃんを大事に最後まで責任をもってお世話したいです。それがエルちゃんを飼う時のお母さんとの約束です。

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