つらい気持ちをかかえている人へ

　もしあなたがつらい気持ちをかかえてくるしんでいるのなら、周りの人に相談してみてください。きっとだれかが分かってくれるはずです。
　去年、学校のじゅ業で「いのち」について勉強しました。そのじゅ業では、お母さんが赤ちゃんを産むことが、どれだけ大変かということ、赤ちゃんはどうやって産まれるかということ、ものすごい数の中から1人選ばれて赤ちゃんになること、命は小さく、とても大切だということを学びました。
　わたしが3年生の時、ひいおばあちゃんが死んでしまいました。ひいおばあちゃんの家は遠く、わたしは3回しか会っていません。人が死ぬとどうなるのか知っていますか。体は冷たくなり、口は少し白色になり、最後は火で燃やされてしまいます。わたしは3回しか会っていないのに、すごく悲しく、たくさん泣けてしまいました。あなたが死んでしまったら身近にいる人は、1日中泣いているかもしれません。あなたがいなくなって、全部が悲しく思えてつらい毎日をすごすことになると思います。
　あなたの「いのち」はあなたのお母さんから続いています。その「いのち」を自分で終わらせることはしないで下さい。あなたがいなくなって悲しむ人はたくさんいます。つらい気持ちを話して下さい。助けてくれる人は必ずいます。