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命のバトン

No.4919
小学校5年生

 2007年6月、出産予定日より4日おくれて、私は元気に産まれました。先生にはその1週間以上も前から「もういつ産まれてきてもいいですよ。」と言われていたので、家族のみんなは私が産まれるのを毎日「今日かな?いつ産まれるのかな?」と待っていたそうです。産まれてから1週間くらいは病院にいたので、その間も毎日、お父さんやお姉ちゃん、お兄ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんたちが、会いにきてくれたそうです。私が産まれる時、とても時間がかかってしまい、お母さんは苦しくて体中が痛くなってつらかったそうです。でも、私が産まれてきて顔を見てだっこをしたら、もうそれまでの苦しみや痛みは全部忘れてしまって、とてもうれしくて幸せな気持ちだったと話してくれました。私が産まれる前からずっと私のことを待っていてくれて、私をだっこしたら幸せな気持ちになったと言ってもらえて、何だか私もうれしくて幸せな気持ちになりました。
 私には96才になるひいおばあちゃんがいます。ひいおばあちゃんがおばあちゃんを産んで、おばあちゃんがお母さんを産んで、お母さんが私を産んでくれました。みんな大変な思いをして産んでくれたけど、その後幸せな気持ちになったと思うので、私もしょう来、自分の子どもや孫に命のバトンをつないでいきたいと思います。ひいおばあちゃんのずっと前からつながっている命を大切にして、自分の周りの人の命も自分の命と同じくらい大事に感じられる人になりたいです。そして、いつもにこにこ笑っているひいおばあちゃんみたいに長生きして、命の大切さを伝えていきたいです。

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