生きていけるよろこび

　わたしたちは、いつも元気に生きている。しかし、わたしたちのふだんの生活は、ふつうではない。なかには、産まれてすぐに死んでしまったり、びょう気にかかってしまう子もいる。1才～5才の間でも、ガンや重いびょう気にかかってしまって死んでしまったり、もう二度と目が見えなくなったり、しゃべれなくなってしまう子もいる。だから、生きられることは、ふつうではない。
　でも今の時代の人は、自分からいのちを絶つ人が多い気がする。また、人を追いつめ苦しめる人もいる。だから、わたしは、そんな人を少しでもへらして、みんなに生きるよろこびを知ってほしい。そのためには、身近な人に相談したり、自分の気持ちを伝えられる勇気が必要だと思う。これから先、どんなことがあるか分らないけれど、生きていけるよろこびを、かみしめながら生きていきたい。