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心について

No.4895
小学校5年生

 ぼくの家では、小さなカニを飼っていました。それは、ぼくが庭で見つけてきた、小指ぐらいの小さなカニでした。
 それから、1週間ぐらいたって、今度はお父さんが、親指ぐらいの大きなカニを家の前で見つけてきて、小さなカニといっしょに飼うことにしました。
 最初は、大きなカニが、小さなカニをいじめるのではないかと心配で見ていたけれど、2ひきは、えさのしらすをいっしょに食べたり仲良くしていたので、良かったと思いました。
 でも、ある日の夜、小さなカニは、水の中で動かなくなっていました。お父さんは、「明日、レモンの木の下にうめてあげよう。」と言いました。
 次の日の朝、水そうを見てみたら、きのう、水の中で死んでいた小さなカニは、大きな石の上にいました。多分、大きなカニが、石の上に運んできて、えさのしらすを食べさせて、元気にしてあげたかったんだ、と思いました。
 ぼくは、カニにも心があって、仲間の命を大切にしてあげたいんだな、と思いました。だから、他の虫や動物や魚にも心があるのかな、と思って、ぼくより小さくて、弱いから、いじめたり、ひどいことをしないように、気をつけたいと思います。
 みなさんも、いのちやこころを大切にしましょう。

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