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私の弟へ

No.4812
小学校5年生

 6月に本当だったら生まれてくるはずだったね。海人君がママのおなかの中にいるって知って、とってもとってもうれしかったよ。ずっと海人君が生まれてくる日を楽しみにしていたよ。だから名前も、けん査して、海人君がママのおなかの中にいるって分かったその日から、どんな名前がいいかずっと考えていたんだよ。海人君は4ヶ月ぐらいの時、ママのおなかの中で頭をかいたり、あぐらをかいたりして、とってもかわいらしかったよ。でもその次のけん査の時、海人君の心ぞうが動いていなくて、私たちはたくさん泣いたよ。私はママのおなかの中から出てきた海人君を見て、最初はこわくて見たくなかったけど、自分の弟だからと思って見たら、だんだんかわいく見えてきて、よく見るとつめもちゃんとはえていて指も5本あって、こうやって命ができていくんだなって思ったよ。その時、命って大切なんだって改めて分かった1日だったよ。今は毎日お線香をあげて、天国で楽しく遊んでいてくれたらと願ってるよ。少しの間だったけど、お姉ちゃんにさせてくれてありがとう。

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