災害から命を守る事は出来ないのか

　僕は、東日本大震災を経験している。だからこそ、考えてしまうことがある。災害から命を守る事は不可能なのか、と。地震大国であり、台風の直撃も多い。すべての災害ではなくても、少しは、命を減らす事を防ぐことは出来ないのかと。
　中国には、例がある。地震の7時間前に、エリアメールなどで情報を発信し、7時間後、地震が発生したものの、死傷者が1人も出なかったという事だ。そのような地震を予知する物は、日本にはない。そして、予知できても、数秒前までだ。7時間も早く予知する事は、まだできていない。
　東日本大震災、熊本地震など、数多くの地震を予知出来た試しがない。本当に、無理なのか。そんなにかんたんに人の命をすててもいいのか。それは、良くないに決まっている。
　だが、南海トラフ巨大地震、その時は、数時間前に予知できるのか。いつおきるか分からないと言われてきた。地震をとめることはできるのか。長年なやまされている自然災害のTOP1・地震にどう対応していくのか。東日本大震災以上の死傷者を出したくない。国民の願いの一つと言ってもいい、ショックな出来事だった。
　やはり、地震だけではない。水害も一つに入る。毎年7個以上の台風が上陸する日本。台風は、進路予想が出来ているため、対策出来るはずだ。だが、それでもひがいは大きい。台風は、対策をしても、ひがいが出るのだ。
　これからの日本は、災害の対策をしっかり行わないといけないと思う。たくさんの、とうとい命を守るために。