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ありがとうはまほうの言葉

No.4719
小学校5年生

 今から4年前、となりの家にひっこして来たお兄ちゃんが夜、家で遊んでいたら、足をひどく切ってしまいました。出血がひどかったので病院に行きたいけど、ひっこして間もなかったので、私の家にたずねてきて、お父さんが夜間病院に連れていったことがありました。病院に行ってけん査した結果、たいしたことではなかったので、ほっとしたのを覚えています。浜松に夜間病院という所があってよかったなと思いました。
 それからしばらくして、となりのお兄ちゃんが夜間病院に行ったことを命の作文に書き、それがラジオで発表されることになったので、私のお父さんにラジオを聞いてほしいと言ってきてくれました。お父さんはとてもびっくりしていましたが、とても喜んで、ラジオの日を楽しみにしていました。ラジオで読まれた作文を聞いて、
「当たり前なことをしただけなのにな。」
と照れて喜んでいました。その時私は、
「パパのことがラジオで言われてすごい。」
としか思っていませんでした。でも今5年生になり、改めて思ったことは、自分が当たり前のことをして友達や家族などに「ありがとう」と言われると、うれしい気持ちになるので、私も友達や家族などに何かしてもらったら「ありがとう」と言うように心がけています。
 「ありがとう」という言葉は、言われた人をうれしくさせるまほうの言葉です。誰でもどこでもみんなが何かをしてもらったら、「ありがとう」と言えば、けんかやいじめも起こらず、みんなが仲良く生きられると思いました。

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