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小さな命

No.4701
小学校5年生

 私達には命があり、生きています。しかし、命を持っているのは人間だけではありません。犬や猫、セミや鳥、ミミズだって小さいけれど命があります。その中でも「犬」の話をしたいと思います。
 多くの人が、ペットショップで犬を買います。「この子がかわいい」「この子がいい」など、幸せな気持ちで家に連れて帰ります。しかし、「お金がかかる」「引っこしをして犬が飼えなくなった」などの理由で大切な命を手放してしまう人がいます。この様な犬達はまず、地域の「動物愛護センター」へ連れて行かれ、里親を探します。里親が見つからなかった犬達は、保護団体にお願いしたり、最悪の場合、殺処分されてしまいます。人間のワガママから、大切な命が消されてしまうのです。
 私の家には、保護団体から引き取った「空(クウ)」という犬がいます。空ははんしょく場という所でたくさんの赤ちゃんを産み、産めなくなったからと捨てられてしまいました。私の家に来た時は人間がこわく、ブルブル震え、ケージのすみで丸くなっていました。でも、今ではしっぽをブンブンふって、かわいい笑顔でおやつをおねだりしたりします。大切な私の家族の一員です。
 私はこんなにかわいい、大切で小さな命を、人間の事情で手放してしまうことが許せません。命をなんだと思っているんだ、と思います。犬は人によって人生が大きく左右されてしまいます。私は「殺処分ゼロ」を目指し、小さな命を守っていくことができる大人になりたいと思います。

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