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いのちをつなぐ手紙

No.4691
小学校5年生

 ぼくのお父さんは、3年前に交通事故でとつぜん死んでしまいました。最後に言いたい言葉がいくつもあったのに、家に帰ってきた時には死んでいて、体が冷たくなっていました。2年生でまだ小さかったので理解できず、すぐに泣けず、お母さんに聞いて、初めてその場で泣きました。火そう場では、もう顔を見れないと思い、悲し涙を流しました。次の日は、涙は止まったけど、気持ちをおさえる事が出きず、学校を休みました。その次の日は、学校に行けたけど、バカにして笑ったりふざけて、変な声で声をかけてきた人がいたけど、心配そうな顔で、「大丈夫?」や、「おちついた?」などと、色々な言葉をずっと言ってなぐさめてくれました。学年が上がるごとにさびしくなっていったけど、だんだん、しょうがないなと思って、あきらめるときもあるようになりました。
 お父さんが死んでしまった事で、ぼくが考えた命の大切さとは、大切な人が死んでしまうと残された人がとてもつらい思いをします。だから命は、自分のためだけではなく、自分の大切な人のためにも大事にしたいと思います。
 命を大切にするということは、一生けん命生きることだと思います。一生けん命生きるということは、自分自身をけがや病気から守ること。そして、一日一日をがんばったり、たくさん笑って楽しむことだと思います。ぼくは、今日も、がんばります。

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