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物の命

No.4690
小学校5年生

 私は、いつもお母さんが作ってくれる毎日のご飯を、好きな物はただおいしいなぁと思って、おなかいっぱい食べていました。でも、きらいな食べ物はイヤイヤ食べていました。
 夏休みに夕ご飯の手伝いをしているとき、私の気持ちが変わりました。ふだん食べているご飯にも、いのちがあるんだなぁと気がつきました。お母さんが、夕ご飯を作ろうとお肉を切ろうとしていたとき、
「私も手伝う。お肉を切ってみたいよ。」
と私がいいました。私は、生のお肉をさわったり切ったりするのは初めてで、プニプニしていてすごく気持ちが悪かったです。私は何のお肉だろうと思って、お母さんに
「これ、何のお肉?」
と聞きました。お母さんは、
「とり肉だよ。」
と、教えてくれました。私は
「えっ、とり肉ってあのにわとり?」
とびっくりして、お母さんに聞きました。お母さんは
「そうだよ。知らなかった?」
と言いました。私は知らなかったので、おどろきました。私は、ただ、にわとりはたまごをうむとりだと思っていました。
 私が通っている学校にも、にわとりがたくさんいます。えさや水をあげたりして、ときどきお世話をしています。そのにわとりをふだん食べていたんだなぁと思ったら、にわとりがかわいそうだなと思いました。そう思うと、にわとりだけではなくて、魚、ぶた、牛、野菜、フルーツなど、たくさんのいのちをもらって食べていたんだなぁと思いました。
 動物や野菜は大きくなったら、人間によっていのちの長さを決められてしまうので、かわいそうだなぁと思いました。でも、そのおかげで私たちは生きていけると思うので、ありがたいなぁと思いました。これからは、ありがとうという気持ちを持って、ご飯を食べていきたいと思います。
 私もそうですが、みんなにも好ききらいをしないで、残さず食べてほしいなぁと思いました。

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