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弟をもって、思ったこと

No.4675
小学校5年生

 私には、1才の弟がいます。母のお腹の中にできたのは、小学3年の夏休みです。私と姉は、ずっと妹か弟がほしかったです。しょう害をもつ姉がいるから、十人十色なこと、みんなそれぞれちがうことを知ることができました。
 母は弟ができてから、つわりがはげしく、食べ物をほとんど食べれない状態で、体調が悪くなっても、かんたんに薬をのめず、日々すごしていました。だんだんお腹も大きくなり、外から動いているのが、分かりやすくなりました。にんしん中は、やってはいけない事が多く、動くことも大変になりました。出産は、てい王切開で、お腹と子宮を切って、後じんつうと産じょく熱になりながら、弟の面どうを見てました。にんしん中は、母はつらくて、苦しくて、がんばっているんだと思いました。でも、身近で見ていると、辛いはずが、いつも幸せそうに笑っていました。1つの命ができ、生まれてくるのには、にんしん中の大変さ、出産時のいたさ、元気かの不安など、色々な思いがあることも、わかりました。だれにも、できてから守り、大事に思ってくれる人はいるんだと思います。
 「その場からにげていいから生きてほしい。」と姉に母が話していました。私たちが生きていることが、親にとって何にもかえがたいそうです。
 「この世からいなくなろうとするなら、不登校や転校、引きこもりなどになっても生きてくれるだけでいい。」と話してくれました。自分の心や命を消すのではなく、失わないうちに、にげることも大事なのだと思います。

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