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自分から「移植」

No.4665
小学校5年生

 みなさんは「移植」を知っていますか。知らない人もいるだろうし、聞いたことがある人もいると思います。でもこんな人は少ないでしょう。ドナーになっている人や、実際に移植を受けて今を生きている人は。
 まず、移植とはなんだろう。移植は、人から人へ心ぞうなどのぞう器を移すことです。わたす人は、脳死していて回復が見込めない時、15才以上で、本人と家族が同意している人たちです。あとは、わたせる人がいること。わたす人がいても医学的に合わなかったらわたせない。つまり、わたす人とわたせる人が巡りあえたことはもう二度とないチャンスなのです。
 しかし、そうやって巡りあえることはほとんどないのです。それは世界に3千人しかドナーがいないからです。多いかな、とは思うけれど少ないです。患者さんは山ほどいるのに。それは若者たちのイメージがちがうからです。ほとんどの人が移植にたいして「なんかいやだ」「人に自分のぞう器をあげるなんて」などと思っています。あと「死んでいるのになんで」と思っている人もいるでしょう。それはちがいます。私たちが死んでもそれで助かる人もいる、移植の意思を変えるだけで1人の命が助かります。それに自分も命がすくえてうれしいと思うでしょう。それに、生きていても移植できるぞう器もあります。だからわたしはその巡りあえた奇跡を自分たちで望んでほしいと思います。その自分の思いで人が助かるのですから。

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