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たった一つしかない命

No.4584
小学校5年生

 わたしは命とは大切な物だと小さい時から知っていました。ですが、5年生になりあらためて命の大切さに気付きました。命がなくなってしまったらわたしはどんな気持ちでどこにいるのか、家族や友達に会えるのか。そんな事を思うと悲しい気持ちになります。
 わたしが小さいころ姉と母が話をしていました。姉が母に何才まで生きたいか聞いていました。わたしは小さい時はこのような「何才まで生きたい」という言葉がきらいでした。そして思わず泣いてしまった事がありました。
 わたしには命とは大切だけれど、不思議な物だと思います。そして命には疑問がいっぱいあります。もしも生まれ変わって人になったとして同じ命だったとしても、前の自分の顔といっしょなのかわかりません。生まれた時から病気で2億円くらいかかるアメリカの手術を1回やり、生まれ変わってまたアメリカの手術でもう一度苦しい思いをしなければならないかもしれないし、命とは体のどこにあるものなのか、命とはハートの形をしているのか、それとも他の形をしているものなのか、命とはどのくらいのサイズなのか、命はどうしたら守れ、どうしたらなくなってしまうか。たくさんの命の不思議や疑問を考えていくことで、ますます命はなぞだらけな物なのであるという事がわかります。
 一つしかない命を大切に、なくならないように、命の大切さを考えながら生きていきたいと思います。

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